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明日からできる!アフィリエイト広告の運用効率改善のために今すぐやめるべき4つの悪習慣

デジタルガレージのWEB広告代理事業にて、アフィリエイト広告の運用プランニングチームのグループリーダーを務めている井手と申します。

通販コスメ、健康食品といったダイレクトマーケティングを行う業種では、アフィリエイト広告はまず取り組むべき必須の施策として定着しています。該当する領域の企業の皆様は、大半がすでに取り組まれているのではないでしょうか?また、最近では、広告代理店に依頼せずに、インハウスで運用を行う企業も増えてきていると聞きます。

ここでいきなりですが質問です。効率良くアフィリエイト広告を運用できている状態とはどのような状態のことでしょうか?

件数がたくさん取れる事でしょうか?
目標CPA以内で獲得ができる事でしょうか?
2stepマーケティング等における目標CPOの達成でしょうか?

答えはどれも正解だと思います。

しかし、上記のような結果に対する効率化ではなく、結果にたどり着くまでのプロセスの効率化を追求して、実践が出来ている人はどれ位いるのでしょうか。

広告主側の担当者の皆さんや広告代理店の皆さんは目標達成に向けアフィリエイト広告と向き合っているかと思いますが、数字上の結果は良くなってきたものの、以前よりも自身や周りの業務量が増えただけではないかと疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、アフィリエイト広告に携わり始めたばかりの方や、現状の成果をもう一段階伸ばせるようなブレイクスルーを得たいと思っている方に対して、従来の業務を圧縮し新しい業務にチャレンジすることで結果的にトータルの業務量を変えず成果を伸ばすことができるように、アフィリエイト広告の運用効率化のために今すぐやめるべき4つのポイントをご紹介したいと思います。

■自分一人で仕事をすることをやめる

「やらなきゃいけない仕事があるけど時間が無い…」
「全部やるけど全部中途半端な対応になってしまう…」
そういった業務過多に陥りやるべきことができてないという話をよく耳にします。

慢性的な人員不足という課題も勿論あるものの、基本的に事業自体の将来や成長方針を考える事、その為に必要な数字を積み上げる事、そしてそれに付随するクリエイティブとシステム対応に関して一人の担当者で対応するというのは物理的に困難です。

もし社内で補充することができないのであれば、代理店や制作会社といった外部のパートナーの協力を得ることは必須です。勿論、代理店フィーや外注費用等これまでになかった費用が発生することになる為、自社と同じ目線に立って事業のPDCA伴走できる良きパートナー会社を見つけることが効率化の第一歩になります。

■伝書鳩になることをやめる

1人で仕事を抱え込まず社内外にタスク分散する必要があると前述しましたが、関係者が増えるとコミュニケーション量も比例して増えてきます。そうなると現れてくるのが「伝書鳩」による悪影響です。情報の伝達経路を俯瞰すると、情報は最終的に広告主からアフィリエイト広告掲載媒体へ、また逆にアフィリエイト広告掲載媒体から広告主へと行き来するわけですが、間には広告主、代理店、ASP、制作会社其々の現場担当者が介在しています。

あたかも伝書鳩であるかのように言われたことを右から左へそのまま伝えることは、内容にノイズが入らないため一見して効率が良いように思えますが、川上と川下では相当な情報認識格差が発生しています。
広告主側の経営層はアフィリエイターの細かな状況や、アフィリエイトそのものに対するリテラシーを十分に得ていないケースが殆どですし、アフィリエイターも広告主である企業の事業方針やブランディングに関する理解は当然乏しいです。

その両端の認識格差を埋めるために現場担当者が介在するわけですが、ここが伝書鳩だと結局本来意図した事が伝わらず関係各者が疲弊して終わってしまうという結果が良くあります。

もし今、依頼した事が滞っているようであれば、先ず自分自身の依頼内容が伝書鳩になっていないか
を振り返ってみることが大切です。問題が見当たらないのであればどこか他の関係者で適切な情報の受け渡しが止まっている可能性があります。
依頼内容に対する理解度も高く、依頼したことに対して不足情報を自らフォローアップすることが出来る担当者を見つけるというのは、良いパートナー会社を見つけるための一つの
判断材料になるでしょう。

 

■過度なPDCAはやめる

LPやバナーを変更したことでCTRやCVRの指標が改善した経験を得た後や、運用型広告主体で広告プロモーションを回してきた後に陥りやすいのが、過度にクリエイティブの制作、効果検証を行ってしまうというケースです。

アフィリエイトは、「バナーやテキスト素材はアフィリエイターが任意に選ぶ事ができるためABテストとして均等な配信が出来ない」及び「異なる性質のアフィリエイトメディアから流入するためユーザーの購買心理がバラバラである」という性質を考慮すると、訴求軸の異なるクリエイティブをアフィリエイト広告全体でテストを行うことに適しているとは言えません。

勿論、表示回数や流入回数も運用型広告と比べると月別、週別、日別で圧倒的に少ないため効果検証に足りうるボリュームを考えて、適切な本数のクリエイティブを用意しなければなりません。

上記を理解していないと制作過多によって稼働過多になったり、効果検証費用を無駄になったりすることがある点を、広告主、代理店、制作会社各社が共通認識として持つ必要があります。

また、アフィリエイト広告の性質を踏まえた上で適切なPDCAサイクルを築いた場合でも、検証元となるクリエイティブが本来のユーザーターゲットからずれてしまっている状態では、大変無駄なPDCAになってしまいます。

「ターゲットは乾燥に悩む40代女性です、その人たちに向けたLPを作ってください」

このようなオリエンを受けるケースが良くあります。
これではターゲット選定をしているようで、全くできていません。

乾燥に悩む40代女性という括りにおいても40代前半と後半ではライフスタイルが大きく異なります。専業主婦・パートなのか、現役のキャリアなのか?既婚なのか、独身なのか?子育て中なのか、ひと段落しているのか?

無駄なPDCAにならないためにも、基本的なデモグラフィック情報に加え、衝動買い傾向にあるのか、慎重派なのか?口コミなどに流されやすいのか、そうでないのか?といったサイコグラフィック情報を既存顧客から明らかにしたうえで簡易的なペルソナを作り、検証のベースとなる元LPを作る事が重要です。

クリエイティブPDCAの話にそれてしまいましたが、アフィリエイト媒体のPDCA(媒体選定や報酬額設定)にも、アフィリエイト広告の性質を理解していなければ、クリエイティブ同様無駄な工数を発生させてしまいます。


■手動作業はやめる


どうしても人の確認や作業が必要な事を除いて、昨今では有償・無償ツールによる手間のかかる作業を自動化する事や簡易化する事が出来ます。そこでアフィリエイト広告運用に役立つツールをいくつかご紹介します。

① アフィリエイト媒体の定点観測

・SEOの順位変動を追う(GRC)

GRC(http://seopro.jp/grc/)を使えば定点観測したい媒体のSEO順位を簡単に集計することができます。

出典:SEOツールラボ


無料版から年額数万円までのグレードがあります。
無料版は計測できる媒体数とキーワード数に制限がありますが、有償版は登録無制限、自動CSV作成という機能が付いています。

② アフィリエイト媒体の集客方法調査

・流入経路の特定(similler Web)

Similler Web(https://www.similarweb.com)を使えばURLを入力するだけで、そのメディアに対する流入経路を調査することができます。


トラフィック量を直接流入、参照流入、検索流入、SNS、メール、ディスプレイの6分類で割合を見ることができ、個別詳細URLやキーワードを知ることができます。

・SEO対策ワードの自動抽出とSEOランキング調査(SEOチェキ)

SEOチェキ(http://seocheki.net/)を使えば調べたいメディアのSEO対策ワード
並びにそのワードでのSEO順位をチェックすることができます。


いかがでしたか?
今回はアフィリエイト広告を始めたばかりの方や、もう一段と成果を伸ばしたいと感じている方が成果を追い求めるあまり、業務量に対する効率化を疎かにしがちになっている行動プロセスや考え方について紹介させて頂きました。

次回は限界CPOを引き上げるアフィリエイト広告とCRMについてご紹介したいと思います。

興味をお持ちいただけた方は、まずはお気軽にご相談ください。 お問い合わせ
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Posted by 井手 翔也

マーケティングテクノロジーカンパニー
パフォーマンスマーケティング本部 ダイレクトマーケティング部 グループリーダー
2012年デジタルガレージ入社後、通販コスメを主とする物販系クライアント営業を担当。2016年よりアフィリエイト運用プランニングチーム、CRM事業立ち上げに従事。

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