カスタマー・コミュニケーションズと資本業務提携 マーケティング事業での連携を推進
〜ビッグデータによる精度の高い課題分析と解決策で企業のマーケティング活動を強力に支援~
株式会社デジタルガレージ(東証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼グループCEO:林 郁、以下:DG)は、ID-POS※による購買行動データ等のビッグデータを用いたマーケティングプラットフォームを運営するカスタマー・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉裕之、以下:CCL)に出資し、合わせてDGのマーケティング事業領域での資本業務提携を行いました。
CCLは、ID-POSを用いた購買行動データの活用支援やコンサルティングを小売向けに展開する一方、市場インデックスデータを作成・分析して消費財メーカーに提供するマーケティングプラットフォームを構築しています。CCLは、ドラッグストア・スーパー等オフラインでは国内最大規模の5,000万人の会員数からなるデータベース「TRUE DATA」を有し、これをもとにCCLが提供する分析システムは数々の大手小売業や大手メーカーが導入し、政府が推進するプロジェクトにも採用されるなど、各方面から高い評価を得ています。
DGは、今回の資本業務提携によりCCLが保有するID-POSデータを活用して顧客行動の可視化を行い、その分析に基づいた精度の高いプランニングを行うことで、従来はマーケターやプランナー個人の調査能力と判断といった個人の感覚に頼る部分も大きかったオフラインマーケティングの最適化、精緻化を実現します。一方、DGがWEB/リアルのプロモーションで培ったソリューション開発力や運用力、ノウハウをCCLが活用することにより、CCLはオフラインからオンラインまで一貫したプロモーション戦略、マーケティング戦略を顧客に提案することが可能となります。
今回の資本業務提携によって、DGとCCLはID-POSデータを活用したマーケティングツールを共同で開発し、さらにそこから得た知見を今後のツール開発にフィードバックすることで、より良いサービスの実現を目指します。DG、CCLの両社は、互いに協力して顧客のマーケティング活動を促進させることで、顧客に対して更なる価値を提供するとともに、共同で新サービスを開発し、事業領域を拡大してまいります。
※ID-POS:顧客ID付POS。誰が、いつ、どこで、何を、いくつ、いくらで買ったのかという顧客の購買行動を把握できる販売管理システム。
日本最大規模の購買行動データベース「TRUE DATA」を活用した効果の高いプロモーション
【CCLについて】
カスタマー・コミュニケーションズ株式会社は2000年に設立し、ID-POSを用いた購買行動データの活用支援やコンサルティングを小売向けに展開する一方、市場インデックスデータを作成・分析して消費財メーカーに提供するプラットフォームを構築しています。ドラッグストア・食品スーパー会員の国内最大規模となるデータベースを有し、これをもとにCCLが提供する分析システムは大手小売業、消費財メーカー等を中心に多数の導入実績があり、高い評価を得ています。2014年5月より株式会社産業革新機構および株式会社プラネットを主要株主とする新しい資本体制になり、ビッグデータを活用することで、日本企業におけるマーケティングの裾野の拡大に貢献することを目指しています。
ホームページ:http://www.truedata.co.jp/
2016年入社の広報チーム田中です。PRエージェンシーで経験を積んだあと、事業会社の広報に携わりたいとデジタルガレージに入社しました。まだまだマーケティング事業については勉強中ですが、セミナー情報から裏話まで、色々な情報をみなさまにお届けしてまいります。