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デジタルガレージグループ、九州旅客鉄道の「JRキューポアプリ」にポイント会員基盤を起点とするOMOソリューションを提供

~各種マーケティング機能やQRコードによるポイント決済などを実装~

 株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)を中心とするDGグループは、九州旅客鉄道株式会社(東証一部9142、本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:青柳 俊彦、以下:JR九州)が2020年3月3日より開始するスマートフォン向けサービス「JRキューポアプリ」に、ポイント会員基盤を基礎とするOMO(Online Merges with Offline)ソリューションを提供します。本ソリューションにより、顧客を中心としたJR九州グループの戦略的CRM(Customer Relationship Management)施策に貢献します。

■概要
 DGが提供するOMOソリューションは、企業が保有する様々な顧客接点データを集約したCRMマーケティングプラットフォームです。顧客情報を一元化することで、インターネットとリアル双方においてターゲティング精度の高いOne to Oneマーケティングや、ポイント決済機能等を実現しています。

 本プラットフォームには、デジタルマーケティング事業と決済ゲートウェイ事業を併せ持つDGグループの知見を総合的に投入しています。顧客へ情報提供するメール配信やマイページへのお知らせ通知など、さまざまな施策を実行できます。加えて、顧客がとったアクションの分析により、次の施策に繋げるサイクルを生み出します。

 これまで「JRキューポ」(ポイント)は、Webサイト上でのポイント交換や、商品券や食事券の交換などに用途が限定されていましたが、本アプリケーションにより、今後はJR九州グループのJRキューポアプリ加盟店でポイントを利用できます。本アプリケーション画面を提示すると、「JRキューポ」が貯まり、さらに1ポイント1円単位で支払いに利用できます。加盟店は、DGの子会社で、決済事業を手がけるベリトランス株式会社が提供する、加盟店アプリをタブレットやスマートフォンにインストールし、お客様のスマートフォン画面のQR・バーコードを読み取ることで、「JRキューポ」の利用が可能となります。そのほか、会員情報に応じたクーポン配信、ポイント獲得状況などによる会員ランクに応じた特典サービス機能、提携ポイントの交換、インターネット列車予約サービス及び「JRキューポ ポイントモール」への連携等も予定しています。

■背景
 JR九州は2017年7月にインターネット列車予約、JQ CARD、SUGOCAの3つのサービスのポイントを「JRキューポ」に統一し、それぞれ貯まったポイントを合算し利用できる「おまとめ登録」サービスを開始しました。DGはこの「JRキューポ」サービスに向けて、2018年3月にモール事業のノウハウを活かした会員優待ショッピングサイト「JRキューポ ポイントモール」の仕組みを提供しました*1。「JRキューポ ポイントモール」により、JR九州Web会員のポイント獲得機会の向上、会員とのコミュニケーション活性化等総合的なデジタルマーケティング施策が更に進み、2019年3月より「JRキューポアプリ」を開発*2してきています。

■今後の展開
 DGグループは、今後も本ソリューションを通じ、顧客基盤を保有し中長期的な顧客エンゲージメントを求める企業に対し、OMO戦略を提供します。また、マーケティング・決済・投資の3領域を主要ドメインとして事業展開するグループシナジーを活かし、広告から決済、そしてCRMまで一気通貫する戦略的マーケティングソリューションを拡充していきます。

*1:関連リリース「デジタルガレージ、九州旅客鉄道の会員優待ショッピングサイト「JRキューポ ポイントモール」を提供開始」(2018年3月27日発表)https://www.garage.co.jp/ja/pr/2018/03/20180327.html
*2:関連リリース「デジタルガレージグループと九州旅客鉄道、JR九州グループのCRM・決済プラットフォームを構築し、「JRキューポアプリ」を共同開発」(2019年3月19日発表)https://www.garage.co.jp/ja/pr/2019/03/20190319.html
*QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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