インバウンド消費を促進する店頭サービスを開発 第一弾をココカラファインヘルスケアと実施
〜QRコードを店頭に設置し訪日中国人客向けに商品情報を中国語でスマホに配信〜
株式会社デジタルガレージ(東証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼グループCEO:林 郁、以下:DG)は、ドラッグストア事業を全国展開する株式会社ココカラファインヘルスケア(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:石橋 一郎、以下:ココカラファインヘルスケア)と協業し、中国からのインバウンド消費促進施策を展開します。
今回の施策には、近年増加が著しい中国からの訪日観光客の取り込みを狙いDGが新規に開発した、小売店の店頭で行うプロモーションサービスのプラットフォームを利用します。このプラットフォームは、店頭で実際に商品を見てから購入を決めるという消費スタイルが多いことを受けたものです。(※1)店頭での認知から購入、併売を促すプロモーション構造となっており、スマートフォンを活用して中国語で商品情報を配信することで、商品への理解を深め、購入を考えるきっかけを提供します。具体的には、訪日中国人に対して店内MAPと情報提供の仕組みが記載されたチラシをハンドマーケティング(配布)し、QRコードが設置された対象商品の棚に誘導します。顧客がスマートフォンでQRコードを読み込むと、商品についての詳細な説明ページが立ち上がり、商品訴求を行います。一連の情報は全て中国語で提供します。
本サービスをココカラファインヘルスケアが運営する一部店舗でテスト導入したところ、一部商品では情報ページの閲覧数と販売数が同数になるなど、スマートフォンを活用した情報提供と販売に高い相関性を見出すことができました。また、68%の中国人客が「購入を考えるきっかけになった」と回答し、高い販売促進効果が認められました。(※2)このため、協賛企業の協力のもと、導入店舗や紹介商品数を拡大し、サービス展開することになりました。
DGは、今後もデータを活用してインバウンド消費を促進するサービスやノウハウを提供し、パートナー企業の収益拡大に貢献してまいります。
(※1)[調査期間]2016年2月18日 テスト導入店舗にて実施
[調査項目]商品をどのように購入していますか?
[回答]買い物リストで購入している(19%)、その場で商品を見て購入(49%)、リストも作り、店頭で商品を見て購入(21%)、その他(11%)
(※2)[調査期間]2016年2月18日 テスト導入店舗にて実施
[調査項目] QRコード先の情報は購入を考えるきっかけになりましたか?
[回答]はい(68%)、いいえ(32%)
【店頭サービス概要】
①店頭にて、店頭MAPと情報提供の仕組みが記載されたチラシを配布
②対象商品前にQRコードPOPを設置
③スマートフォンでQRコードを読み込むと中国語対応訴求ページ表示
2016年入社の広報チーム田中です。PRエージェンシーで経験を積んだあと、事業会社の広報に携わりたいとデジタルガレージに入社しました。まだまだマーケティング事業については勉強中ですが、セミナー情報から裏話まで、色々な情報をみなさまにお届けしてまいります。