デジタルガレージグループ、東芝テックの飲食店向けセルフオーダー端末「RelaxOrder」にテーブル決済ソリューションを提供
~店舗での会計業務の負荷を軽減し、消費者のスマホ決済アプリに依存しない決済を可能に~
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)を中心としたDGグループは、子会社で決済事業を手がけるベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、以下:ベリトランス)と東芝テック株式会社(東証一部6588、本社:東京都品川区、代表取締役社長:池田 隆之、以下:東芝テック)の合弁会社であるTDペイメント株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:三木 孝浩、以下:TDペイメント)を通じて、東芝テックが展開する飲食店向けセルフオーダー端末「RelaxOrder」に、2019年11月下旬よりEC決済の仕組みを利用したテーブル決済ソリューションを提供します。本ソリューションの提供により、店舗での会計業務の負荷を軽減し、また、消費者が特定のスマホ決済アプリをインストールする必要のない簡易な支払いを実現します。
■概要
テーブル決済ソリューションは、店舗に設置されているセルフオーダー端末に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、QRコードから遷移するWEB上の支払い画面で消費者が希望する決済手段を選択し、決済が完了する仕組みです。利用者の多いクレジットカード決済のほか、Google Pay、LINE Pay、楽天ペイや中国人向け決済など、消費者の幅広いニーズに応える6種の決済手段に対応しています。
【テーブル決済ソリューションの支払いの流れ】
本サービスの導入によりテーブル上で注文から支払いまで完結するため、事業者はレジにおける会計業務が軽減され接客などの他の業務に注力でき、省人化やサービス品質の向上に繋がります。また、6種の決済手段をパッケージ化することで、複数の決済サービスとの個別の契約や開発が不要となり、契約の手間やPOSシステムの開発投資を抑えられるほか、新しい決済を追加する場合も本サービスを介して簡易に導入が可能です。消費者は、店舗や各決済サービスの専用アプリのインストールを行わなくとも、レジに並ばずにテーブルで自分の利用したい決済手段を選択し簡単に支払いを完了できます。
■背景
官民を挙げたキャッシュレス化の推進を背景に、決済インフラを保有するベリトランスと、POSシステムでトップシェアを誇る東芝テックは、2018年12月にPOSシステム向けマルチ決済ソリューションを展開する合弁会社「TDペイメント」を設立*1し、実店舗からの多様化するキャッシュレス決済の導入ニーズに対してスピーディーに提供できる体制を構築してきています。今回のテーブル決済ソリューションの提供により、店舗の省人化に対応し、消費者の利便性を向上します。
■今後の展開
DGグループはより利便性の高いサービスを提供すべく、今後リリースされる新たなキャッシュレス決済も速やかに対応します。今後も、東芝テックと連携し対面領域におけるキャッシュレス決済インフラの価値を高めていくとともに、マーケティング・決済・投資の3領域を主要ドメインとして事業展開するグループシナジーを活かし、決済・マーケティングを横断した、消費者、事業者にとって利便性の高いソリューションを拡充していきます。
*1関連リリース:「ベリトランスと東芝テック、POSシステム向けマルチ決済ソリューションを展開する合弁会社「TDペイメント」を設立」(2018年11月16日発表)https://www.garage.co.jp/ja/pr/2018/11/20181116.html
*QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
【TDペイメント株式会社について】https://www.toshibatec.co.jp/tdp/
東芝テック株式会社とベリトランス株式会社との合弁会社として設立。東芝テックが発売するPOSシステム向けにベリトランス決済センターを活用した実店舗・EC領域の決済サービスの企画・開発を実施し、多様なキャッシュレス決済を一元提供することで、自社の売上拡大を図るとともに東芝テック及びベリトランスの売上拡大を目指す事業運営を実施しています。
広報PR担当の村井です。2012年に入社し約6年間営業としてクライアントに向き合っていました。その間、結婚出産を経験し一児の母になりました。
広報担当としてはまだまだこれからですが、最新のリリース情報や事業の取り組み内容について、いろいろな情報をみなさまにお届けいたします。